看護師のための精神看護ナビ

依存症<アルコール依存症>

依存症とは、どんな問題があっても、どのような問題が起ころうとも、
決してやめることができない状態をいいます。

 

アルコール依存症は、飲酒し続けることによる
重大な身体的・社会的問題を抱えているにもかかわらず、
お酒を飲むことがどうしてもやめられない状態をいます。

 

入院初期には、急激に断酒するので、その断酒による離脱症状がみられます。

 

離脱症状の症状としては、手や全身の震え、幻覚、けいれんなどの早期離脱症と、
振戦(シンセン)せん妄を主とする後期離脱症状があります。

 

また、長期間に渡って飲酒していたことによる肝機能障害など、
身体的な疾患を合併していることもあるため、
身体状態のモニタリングを欠かすことが出来ません。

アルコール依存症の治療とケア

アルコール依存症の治療やケアの際には、
治療の動機付けを支援することがとても大切です。

 

身体的な回復に伴い、治療の動機付けを支援し、断酒の必要性を認識させます。
そして、その意志を継続するためのミーティングや集団精神療法などが含まれた
治療プログラムを導入します。

 

退院後も様々なストレスに対処できるよう、
断酒会などの社会支援を十分に活用できるようにサポートしていきます。